1.鳥居本〜河瀬(2003.4.6)

 朝鮮人街道は中山道の鳥居本で中山道から分岐し,野洲で再び中山道に合流する30km余りの脇往還で,将軍の代替わりや慶事に際し、朝鮮国王の親書を携えて来日した朝鮮通信使が往還した道です.

 4月になり,気候も良くなったので,また歩き始めようと思い,恒例の大阪での花見の前に朝鮮人街道を歩くことにしました.大垣駅6:00発の姫路行き普通に乗ったのですが,この列車は東京発大垣行き臨時夜行の接続列車になっているので,眠た気な人たちで超満員でした.

鳥居本駅
近江鉄道鳥居本駅
 大垣から35分で米原に着き,米原からは近江鉄道に乗り換えて,朝鮮人街道の東の起点,鳥居本へ.米原からも彦根からも一駅の距離です.(6:56) 鳥居本の名物は神教丸という丸薬と油紙で作った合羽です.
 鳥居本駅から中山道を東へ戻ると合羽の看板を掲げた家と神教丸を製造販売している店が今でも残っていますが,鳥居本駅からすぐ彦根へ向ってしまうと,どちらも見ることができません.それでも写真のように古い家や紙を売る店の看板などを見ることができます.
 中山道との追分に立つ道標.「右 彦根道 左 中山道いせ京」と彫られています.
 朝鮮人街道は,ここから中山道と別れて彦根へ向かいます.道は東海道新幹線の高架をくぐり,少しづつ登りになり,ラブホテルの間を抜けて国道8号線と合流し,佐和山のトンネルへ出ます.
 本来は,佐和山を越えるのですが,道が残っていないのでトンネルを通ってバイパスしてしまいました.(7:04)
 佐和山のトンネルを抜けると!!!
 佐和山歴史館があります.な,な,なんと金閣寺までも.
 ここから国道と別れて坂を下って,彦根市街へ入っていきます.(7:22)
 彦根市街にはところところに連子格子のある古い建物が残っていました.時間があれば彦根城にも立ち寄りたいところですが,まだ,時間が早いので先を急ぎました.
 市街を抜けて芹川を渡ったところには,俗称 朝鮮街道」と彫られた道標(H2建立)が建っていました.(7:57)
 西今町のサークルKでトイレを拝借して,程なく「十王村の水」があります.ここは,名水に指定されている様で,私が訪れた時も水を汲む人の姿がありました.(8:35)
 昭和9年に架けられた犬上川にかかる橋を渡り,街道が右に直角に曲るところで,朝鮮街道から別れて河瀬駅へ向かいました(8:50).

DATA:11,983歩,約10.1km(歩数,距離は歩数計による),所要約2時間

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